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村上春樹さんの新作「1Q84」が5月29日に発売になります、と前回のエントリーに書きました。
じつは「もちろん僕も買いにいきます」と宣言しておきながら、まだ手元にはありません。
それは「買いにいく」といいながらアマゾンにオーダーしてしまったからです。
アマゾンにオーダーした「1Q84」はいまだ配送されてきません。
前回のエントリーで「Amazonでの予約は1万冊を突破」なんて書いておいて、ネタの意味を深く考えもせずオーダーした報いなんでしょうね。
オーダー時の自動返信メールには特に遅れる情報もなく気にも留めなかったのですが、その後発送が遅れるとのメールが入り、次には「1Q84 BOOK 1」だけ先に発送するとのメールがきました。
いまアマゾンの「1Q84」の商品ページを見たら「通常2~5週間以内に発送します」となっています。
本当に品薄だったのね。
今は長編を書いている、とかなり前から話題なっていました。
Amazonで「1Q84」というタイトルを目にしたとき、これもたくさん売れるんだろうなぁと漠然と感じていました。
Amazonでの予約は1万冊を突破、発行元の新潮社も予約殺到のため発売前からすでに増刷したとか。
スゴイですね、もちろん僕も買いにいきます。
村上春樹さんのベストセラーといえば「ノルウェイの森」。
世界36ヶ国で翻訳されていて、国内だけでも発行部数878万部とのこと。
彼がイスラエル賞を受賞したときに、イスラエルのシモン・ペレス大統領から「僕は14年前に『ノルウェーの森』を読んだ。君の本は気に入っているよ」といわれたそうです。
その「ノルウェイの森」の映画化が話題になったのが2008年7月。
村上春樹さんの映画と音楽へのこだわりは相当なものがあります。
思ったとおり、映画化への合意に4年間かかったそうです。
ふつうの映画にはしてほしくない作品のひとつなので、いまから楽しみにしています。
公開は2010年秋の予定。
また原作が売れるんだろうな。
ところで「ノルウェイの森」には新宿の DUG をがよく出てきます。
「ノルウェイの森」が出る前から僕は DUG でバーボンを呑みながらJAZZを聞いていました。
毎日といったほうがよいくらい DUG に出没していました。
僕にとって「ノルウェイの森」はその当時の新宿のにおいを思い出せてくれる作品なんですね。
同じ頃、村上春樹さんもこのあたりをうろついていたんだろうか、と勝手に想像したりもします。
という訳で特売のハードカバーのコーナーへ。これを見つけました。「不良中年」・・・よい響きではないですか。正しい「不良中年」への定義からはじまり、実例紹介から指南へと、面白くてあっというまに読んでしまう一冊です。実例として文豪の「不良」ぶりは結構面白いですよ。嵐山光三郎さんが「不良中年」だからこそ書けたんだろうな、と思わず納得。このオヤジぶりは山口瞳さんと双璧をなすんじゃないでしょうか。
ところで、好きな作家が同じ星座だと少しだけ嬉しくなりません?(自分だけかぁ)。嵐山光三郎さんも村上春樹さんも同じ星座です。もう少し詳しく書くと、この二人の誕生日に挟まれて自分の誕生日があったりするんですね。ちなみに深津絵里さんは誕生日が同じです。特に意味はありませんが。
それぞれの3次元は違った世界ですから、隣の3次元では世界中で環境保護の対策をしているけれども、右隣の3次元では世界中が戦争をしているかもしれません。なんだかSFのような話になってきました。これが証明されるとアインシュタインの相対性理論でも説明できなかったことが説明できるかもしれないそうです。こういう話題は本当にワクワクしてきます。
ところで「ねじまき鳥クロニクル」です。文庫本にして3分冊とかなり長い話ですが、一気に押されるように読んでしまいました。「ねじまき鳥」が飛んできて頭や背中をグチュグチュと突付かれた感じです。読みすすんでいくと「おお、いっ、痛い!」と叫びそうになります。ホラー映画なんかの血まみれシーンを見ていると「ああ、気持ち悪い・・・」ぐらいなんですが、読んでいて「痛い」小説なんて初めてです。
ヨーロッパでは「ノルウェーの森」、アメリカでは「ねじまき鳥クロニクル」が人気だそうです。ペタッと脳に張り付いてくるような文体が印象的です。読み終えたときには、「ギーギー」という鳴き声が聞こえるかも。「ねじまき鳥」は5次元に棲んでいるのではないかと、個人的には思えてなりません。
とくに「風立ちぬ」という原作がある訳ではなく
向田邦子さんの「男どき女どき」と「父の詫び状」からのエピソードを久世光彦さんが演出された作品とのこと。
2001年に製作されDVDでも発売されています。
「父の詫び状」は読んだ直後だったので
切った爪を踏む場面や焚き火の場面など
こういうふうに挿入するのかと感心して見ました。
久世光彦さんは、「寺内貫太郎一家」など数々の向田邦子作品の演出をされています。
この作品を見ると、向田邦子作品への並々ならぬ思い入れが感じられます。
そうでなければ、無数にあるエピソードをここまでのストーリーを組み上げることは出来なかったでしょう。
言葉は悪いですが、「同期の桜」のような仲間だったのだと思います。
向田邦子自身が書けなかった向田邦子がこの作品にはあります。
久世さん、台本も役者もぴたりとフォーカスをあわせてくれました。
役者では、田中裕子さんと宮沢りえさん・・・凄いよねぇ、怖いよねぇ。
と思ったら、DVDのカバー、この二人でした。
納得。
向田和子さんは向田邦子さんの妹です。
向田邦子さんが飛行機事故でなくなってからもう25年なのだそうです。
その向田邦子さんの「あ・うん」が12月20日~28日まで新宿シアターモリエールで公演されます。
プロデューサーとして向田和子さんが参加したそうです。
それで「徹子の部屋」に登場した訳ですね。
黒柳徹子さんは向田邦子さんの大親友であったとか。
以前放送になった「ドリーム・エクスプレス」の話も交えての進行でした。
向田和子さんの思い出話で、ドラマの中での植木の話がでてきました。
ドラマの中で使用した植木のセットが、自分の原稿料と同じだったという話です。
「夜中の薔薇」の中に収録されている有名なエピソードですね。
このところ、向田邦子さんの本をよく読んでいます。
大体がブックオフで調達するのですが、もう新作が出る訳も無し、これで十分。
立ち寄るたびに未読のものが出ているので、見つける度に買ってしまうのね。
結構な冊数になってきました。
先日、「夜中の薔薇」を買って読んでいたら、丸善のレシートが挟まっていました。
東京の丸善で、昭和59年2月15日と印字されています。
昭和59年、自分は東京にいたな、Macintoshが発売された年だな、そうよ結婚した年だよ、なんてグルグル考えてしまいました。
昔買った本を整理していたら、なんと「寺内貫太郎」と「父の詫び状」が出てきました。
うん、「寺内貫太郎」は道玄坂にあった古本屋で買った記憶があるゾ。
もう一冊はたぶん友人から借りたままの本だと思うけれど・・・